小中学校卒業式ピーク 各校対策し実施
上伊那地域の小中学校の卒業式が17日にピークを迎え、卒業生が学び舎を巣立ちました。
各小中学校では、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、在校生、来賓なしで卒業式が行われました。
伊那市の西春近北小学校では、6年けやき組の26人が卒業を迎えました。
2週間ぶりに顔を合わせた児童らは、玄関前で写真を撮っていました。
玄関では卒業生ひとりひとりに、大日野昭美校長手作りのイニシャル入りワッペンが付けられました。
卒業生は全員がマスクを着用して入場しました。
式は、卒業生と職員、保護者のみの出席で、保護者席は椅子の間隔を離すなどの対応が取られました。
大日野校長は式辞で、クラスの名前にちなんで欅の苗木を見せながら「欅は斜面でもしっかりした根を張って20m近い高さまでまっすぐ伸びる。みなさんも欅のようにいろんなものを見たり聞いたりして、しっかり養分を蓄えて欅のように立派に成長してください」と話していました。
最後に卒業生全員がマスクを外して卒業式の歌を斉唱しました。
上伊那地域の小中学校は17日が卒業式のピークで、伊那ケーブルテレビ放送エリア内でも 中学校4校、小学校11校で卒業式が行われました。
卒業式は18日、20日にも行われることになっています。