地価公示 南箕輪村22年ぶり上昇
国土交通省は、今年1月1日時点の地価公示価格を、18日発表しました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、南箕輪村田畑の住宅地が22年ぶりに上昇となりました。
地価の公示は、一般の土地取引の指標や公共事業での土地取得の算定基準となり、不動産鑑定士が1平方メートルあたりの価格を判定したものです。
南箕輪村田畑の住宅地は18,100円で100円上昇し、率にしてプラス0.6%で22年ぶりの上昇となりました。
国土交通省によりますと、南箕輪村は、長野県内で人口増加率が最も高く、高齢化率は最も低いことから、住宅地の需要が堅調なことが要因だということです。
また、3市町村では、伊那市荒井の商業地が1平方メートルあたり47,200円でマイナス2.5%、上新田の住宅地が30,000円でマイナス0.7%となっています。
箕輪町では、松島の商業地が28,800円でマイナス2.7%、同じく松島の住宅地が25,700円でマイナス1.9%。
南箕輪村南殿の住宅地が18,700円、北原の住宅地が10,900円でともに横ばいとなっています。
調査は、県内の43市町村、332地点で行われました。