中央アルプス国定公園
希少な氷河地形や貴重な高山植生が見られるなど傑出した自然環境を持っていることが評価され中央アルプスが27日、国定公園に指定されました。
指定は、国内で57か所目、県内では51年ぶりとなります。
国定公園は、国立公園に準ずる優れた自然の風景地として定められた地域で都道府県が管理します。
中央アルプスは、カールなど優れた氷河地形や渓谷地形があること、コマウスユキソウなど貴重な高山植物があり、優れた風景地であることなどが評価されました。
対象は、駒ヶ根市を中心に13市町村に渡る3万5千ヘクタールとなっています。
国定公園に指定されるのは国内で57か所目、県内では51年ぶりとなります。
特別保護地区が新たに設定され希少な自然環境の保護を図る他、指定による知名度向上のメリットを活かし、公園全体の適正な利用を推進します。
7月には、国定公園指定を記念したフォーラムが駒ヶ根市で開かれることになっています。