高遠まん頭オリジナル商品　２店舗で販売

千登勢　「高遠まん頭 桜餡」

公園の閉鎖で大きな影響を受けている高遠町内の和菓子店では、この状況をなんとかしようと高遠まん頭のオリジナル商品を開発しました。
高遠城址公園近くにある千登勢です。
千登勢の新商品「高遠まん頭桜餡」は、桜の葉を刻んだものを入れた白あんを高遠まん頭と同じ皮で包んだものです。
香り豊かでしっとりとした食感が楽しめるというこの商品は、１つ１４０円で１日１００個限定です。（４月下旬まで）
 

こちらは、高遠町商店街のあかはねです。
従来のものより一回り小さい高遠まん頭を、ピンク色に色付けした生地で包み、桜の葉で巻いたものです。
表面には、八重桜の塩漬けが添えられている他、伊那食品工業株式会社が寒天を原料に作った特殊なフィルムで「高遠城址」とかかれています。
桜の風味が楽しめるこの商品は１つ１８０円で、１１日からの販売です。（５月下旬まで）

赤羽さんによりますと、高遠まん頭の始まりは１５７０年代で、現在のような形になったのは昭和２０年代になってからだということです。
オリジナル商品の開発は今回が初めてで、「地方への発送もできるのでこれが起爆剤となればうれしい」と話していました。