休業中従業員がボランティア
新型コロナウイルスの影響で伊那市内でも営業時間を短縮したり休業する店が出てきています。
市内で4店舗の飲食店を展開し現在休業している株式会社はしばは、従業員の研修を兼ねたボランティア作業を10日、行いました。
10日は、長谷地区で輸出米の生産に取り組んでいる「WakkaAguri」のハウスで播種作業を手伝いました。
株式会社はしばは、空き店舗を活用し、現在市内で4店舗を経営しています。
コロナウイルスの感染拡大を受け今月5日から16日まで休業しています。
3月の売り上げは去年の同じ時期に比べ4割減っているということです。
代表の八木択真さんは、休業を前向きにとらえ、従業員とともに地域の農家などで研修を兼ねたボランティアを行うことを決めました。
作業には従業員を含め4人が参加しました。
WakkaAguroでは、胚芽の量が多く幻の米と言われるカミアカリという品種を中心に栽培しています。
作業は、播種の済んだ苗箱を水にひたす独自の方法で行われました。
株式会社はしばでは、今後も地域の有機農家や豆腐店などでボランティアを行うことにしています。