3市町村の庁舎で新型コロナ対策
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、各市町村の庁舎では、様々な対策がとられています。
伊那市役所では、1階ロビーの木製のテーブルなどの一部を、14日に撤去しました。
市役所1階ロビーは市民の交流スペースとなっていて木製のテーブルやイスなどが置かれています。
市では伊那保健所管内で感染者が確認されていることから人との接触を避けようと、テーブルやイスの一部、また普段は子どもたちが遊ぶために置いている木のおもちゃを撤去しました。
庁舎入り口には感染拡大防止を呼びかける啓発ポスターも設置しました。
市ではこの啓発ポスターと同じ内容のチラシを市内およそ2万世帯に配布したということです。
箕輪町役場です。
役場1階福祉課の窓口にアクリル板を設置しています。
町でも、来庁者の手続きなどが多い課に、飛沫感染防止のため設置しました。
ほかに、ロビーの椅子の間隔を広くとるほか、来庁者にアルコール消毒を促しています。
町では、アクリル板を増やす準備を進めていて、整い次第窓口に設置するとしています。
南箕輪村役場では、1階の記載台と窓口のカウンターに飛沫感染を防止するアクリル板が14日から15日にかけて設置されました。
アクリル板は、和歌山に本社を置き、村内に工場がある製造業の株式会社カナセと建設業の原建設株式会社が、寄贈したものです。
また、ロビーの椅子は以前よりも間隔を空けるなど対策をとっています。
アクリル板は、住民環境課のほか、順次各課に設置される予定です。