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スワニーがフェイスシールド独自開発・伊那市に寄贈

スワニーがフェイスシールド独自開発・伊那市に寄贈

伊那市富県の製品設計開発を行っている有限会社スワニーは、新型コロナ対策として注目されているフェイスシールドを独自開発し、量産体制を整えました。
伊那市富県のスワニー。
こちらが独自に開発したフェイスシールドです。
簡単に組み立てることができます。
シールド部分は、透明度の高いポリカーボネート製、側面部分は、薬品に強いポリプロピレン製で洗浄して繰り返し使うことができます。
3Dプリンターで製品の開発や生産を行っているスワニーには、新型コロナウイルスの感染拡大が進むにつれて作業用のフェイスシールドに関する問い合わせが相次ぎました。
10日から急遽設計を開始し、わずか1週間で量産体制を整えました。
3Dプリンターで何度も試作品をつくって今のかたちにたどり着いたということです。
現在すでに量産体制に入っていて、1日に2,000~3,000個の生産が可能になっています。
プラスチック素材を熱で溶かし、金型(かながた)に流し込んで形にする射出(しゃしゅつ)成型機(せいけいき)からは、部品が次々と排出され、社員が余分な部分を取り除く作業に追われていました。
 

スワニーがフェイスシールド独自開発・伊那市に寄贈
伊那市に寄贈

20日は、橋爪(はしづめ)(よし)(ひろ)社長らが伊那市役所を訪れ、市にフェイスシールド100個を寄贈しました。
白鳥孝市長は、「様々なものが足りない状況の中ありがたい。困っているところでさっそく活用していきたい」と話していました。
なお、この日贈られたフェイスシールドは、伊那中央病院などの医療機関に贈られ、活用されるということです。

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