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1410/(月)

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新型コロナ休業要請 「先行き不安・・・」

新型コロナ休業要請 「先行き不安・・・」

長野県は新型コロナウイルス感染拡大防止策としてスナックや旅館に対して、23日から5月6日まで休業の要請や検討を依頼しました。
対象となった飲食店や旅館の経営者に話を聞きました。
多くの飲食店が軒を連ねる伊那市の繁華街です。
22日の午後8時頃、人通りは殆ど無く、緊急事態宣言の拡大や県の要請もあり、すでに休業している店舗もありました。

 

新型コロナ休業要請 「先行き不安・・・」

坂下にあるスナックシェリーです。
経営者の柳澤むつみさんは23年間この場所で店を開いています。
家賃や光熱費、カラオケ機器のリース代など店の1か月の必要経費は、およそ20万円かかるという事です。
30万円の協力金の支給もある事から、柳澤さんはきょうから来月まで店を閉めることを決めました。
柳さんは「4月に入り客足も減り、感染の危険を感じながら営業していた。本当は大変だが休業する事を決断した。要請に従い5月6日まで休むがその先が不安だ。本当にこの先が不安だ」と話していました。
 
 

新型コロナ休業要請 「先行き不安・・・」

長野県は宿泊施設に対し、県外から人を呼び込むとして休業の検討を依頼しました。
伊那市荒井の旅館 花鳥屋のの久保村友保さんです。
新型コロナによるイベントの中止などで2月からキャンセルが相次ぎ、売り上げは前の年と比べ4分の1に落ち込んだと話します。
今月に入ると状況はさらに悪化し、11ある部屋のうち、宿泊しているのは工事で滞在している人が利用する1部屋だけだという事です。
久保村さんは「旅館の中には従業員をかかえ人件費がこの先負担となる。なんとしてもがまん強く明るい日が来ることを待ち、期待して頑張り、乗り切っていきたい」と話していました。

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