GW 観光施設で働く人たちに聞く
新型コロナで緊急事態宣言
新型コロナウイルス対策として緊急事態宣言が出さるなか迎えたゴールデンウイーク後半の3日、上伊那各地の観光施設で働く人たちに話を聞きました。
施設が休館となっている伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームです。
公園内にある、みはらしいちご園では予定より2か月早い先月5日にいちご狩りを終了しました。
3日は残ったいちごを直売所に出荷するため従業員が摘み取っていました。
羽広いちご生産組合の井踏岩夫組合長は「収入に関しては去年の半分以下。政府もいろいろ考えていますが補助金の手続きが煩雑なので簡単にしてもらいたい。」と話していました。
GW中の予約を全てキャンセル
箕輪町のながた自然公園ではゴールデンウイーク中に入っていた予約の全てをキャンセルしてもらったということです。
管理人の中嶋数久さんは施設の整備などを行い営業が再開されたときに備えています。
中嶋さんは「緊急事態宣言が解除されるまでは自粛してもらい解除されたら徐々に外で遊んでもらうのがいいと思う。それまでは感染を広めないようにしないといけない。」と話していました。
営業継続 苦渋の判断
南箕輪村の大芝高原では施設が休館となっていますが味工房に入っているガレットカフェは営業を続けています。
代表の楠好延さんが村などと話し合い営業継続を決めました。
楠さんは「人件費などがかかってきますので苦渋の決断ですけれども、店内は換気をしテイクアウト、テラス席で食べていただくようにして営業を続けていくという判断をしました。」と話していました。