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高齢者地域ケア体制検討委員会、初会議

現状と課題について意見交換

 中川村は14日夜、役場で高齢者地域ケア体制検討委員会の初会議があり、1人暮らしや2人暮らしの高齢者が安心して、住み慣れた地域で生活できるためのケア体制のあり方について、現状と課題について話しあった。
 曽我村長は、村議や民生児童委員、老人クラブ、宅幼老所、社協職員ら12人を委員に委嘱した後「高齢者専用住宅という考えあったが、高齢者を1カ所に集めることが、良いことか疑問を感じている。高齢者が地域で暮らすために何が十分で、何が不足しているか、共同住宅も選択肢に入れ、全体的に検討してほしい」とあいさつ。
 同委員会は高齢者が住み慣れた地域で生活を続けるための助け合いの仕組みづくり、地域住民の協力のあり方、支援の方法について調査、研究する。
 初会議では委員長に前原茂之さん(村議)、職務代理に上沢茂さん(民生児童委員)を選び、村から高齢者の現状と、福祉サービスの実施状況の説明を受けた。
 意見交換では「高齢者世帯は除雪が大変、声掛けや支援のシステムづくりが必要」「健康維持のため、食事支援も必要」「草取りや除雪など気楽に支援できるといい」「1人暮らしの高齢者の寂しさ解消対策も」「老人クラブの活性化策を」などの意見が出された。
 次回は3月19日、一般村民を対象にした講演会を予定。

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