小中学校 学校再開に向けて分散登校
午前と午後に分かれて約1時間授業や学活
新型コロナウイルスの影響で休校となっている小中学校で、学校再開に向けた分散登校が、11日から始まりました。
放送エリア内の伊那市、箕輪町、南箕輪村のほとんどの学校で、11日が登校日となりました。
このうち南箕輪小学校では、午前と午後に分かれ、およそ1時間、授業や学活を行いました。
この春入学した1年生の教室では、クラスの半分の16人が午前中に登校し、課題として出されていたひらがなの練習帳や似顔絵を提出していました。
南箕輪小学校では休校中、家庭訪問を実施した他、下駄箱を使って課題のやりとりをしていましたが、教室での指導は初めてです。
6年生の教室では、算数の授業が行われました。
6年生で習う内容ですが、授業がなかったため子ども達は家で教科書を見て予習してきたということです。
南箕輪小学校では、「久しぶりに子ども達の元気な声が聞こえてきてよかった。感染防止に努めながら、学力維持と心のケアに取り組んでいきたい」と話していました。
南箕輪小学校では、25日の学校再開までに6日間分散登校し、3時間の授業を行うことにしています。
なお、伊那市と箕輪町の小中学校でも、25日に再開を予定しています。