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伊那市観光の宿泊施設 秋再開へ

伊那市観光の宿泊施設 秋再開へ

新型コロナの影響で休業が続いている伊那市観光㈱の宿泊施設は、運営体制の見直しなどを行い、今年秋から営業を再開する方針です。
29日開かれた伊那市議会全員協議会で報告されました。
伊那市観光の昨年度の決算は、新型コロナの影響で1,150万円の赤字となっています。
伊那市観光では、新型コロナの影響による市場回復が観光業では数か月かかるとし、運営体制の見直しを行います。
高遠さくらホテルは、夏季の誘客が見込めないとして10月1日からの営業再開を予定しています。
日帰り入浴は休止となります。
羽広荘は、夏の合宿など団体予約がキャンセルとなり今シーズンの宿泊事業は経営上困難だとして、営業形態を変更し、11月から宴会・食事をメインに再開する予定です。
なお、みはらしの湯・さくらの湯は6月5日から営業を再開する方針で、仙流荘・山小屋は今シーズン休業となります。
伊那市観光では、今年度の赤字は3360万円と予測しています。
伊那市では、昨年度の赤字分と合わせ4,500万円を伊那市観光への補助金として支援する計画で、一般会計補正予算案を6月議会に提出しています。      
なお、来年度の営業は、高遠さくらホテルは通常営業、羽広荘は宴会、食事を中心とした営業、仙流荘は5月〜10月の登山シーズンのみ通常営業の方針です。
 
 

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