伊那の「食」をテーマに特別展
高遠町歴史博物館
江戸時代から現代までの伊那の食をテーマにした特別展「ふるさとごはんの300年」が伊那市の高遠町歴史博物館で開かれています。
特別展では江戸時代から現代に至るまでの伊那の食に関する資料などおよそ100点が展示されています。
こちらは、江戸時代の1845年に高遠藩の藩主が御堂垣外の本陣で振る舞われた献立を再現したサンプルです。
野菜の他にエビやマグロなどの海産物が使われていました。
またこちらは、江戸幕府の命令により全国を測量した伊能忠敬が1811年に測量で訪れた伊那谷で振る舞われた食事を再現したものです。
こちらの献立にも滋賀県の琵琶湖で採れた魚が使われていました。
この他に、昭和に作られた炊飯器、平成の給食の献立表や食器なども展示されています。
特別展「ふるさとごはんの300年」は今月で終了する予定でしたが、新型コロナにより臨時休館が続いた事から、会期は延長され9月6日までとなっています。
入館料は一般400円、高校生以下無料です。