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わが家で救急講習会

わが家で救急講習会

 宮田村町1区の宅幼老所「わが家」(大石ひとみ代表)は16日夜、職員と利用者家族を対象に救急法の講習会を開いた。緊急時に即座に対応できるようにと、消防署救急隊員の指導で心肺蘇生法の基本実技などを学んだ。
 わが家は高齢者や障害者らが利用。看護師がスタッフとして常駐しているが「自然災害も含め何がおきるか分からない。緊急時の対処を事前に身につけておきたい」(大石さん)と、社内研修の一環として実施した。
 利用者家族にも呼びかけ10人ほどが参加。伊南行政組合北消防署の署員から手ほどきを受け、気道確保から人工呼吸、心臓マッサージまで一連の動作に挑戦した。
 「通報から救急車が到着するまで約6分。どんな医師の治療よりも、現場に居合わせた人たちの応急手当が命を救う」と署員。
 参加者は実際の現場を想定して、一人ひとり意識を高めていた。

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