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避難所として食堂を開放

避難所として食堂を開放

伊那市東春近でバルブの設計・製造などを行っている株式会社キッツ伊那工場は、災害時の避難場所として食堂と駐車場を地域住民に開放します。
避難場所として開放するのは、およそ500人収容できる社員食堂と、車400台が置ける駐車場です。
去年10月の台風19号の被災状況を受けキッツでは、地域貢献の一環として「避難場所として活用して欲しい」と伊那市に提案しました。
伊那市ではコロナ禍で3密にならない避難場所の運営を行うため新たな避難場所として使用することを決めました。
現在、東春近地区の災害時の避難所は東春近小学校と春富中学校となっています。
去年10月の台風19号で、避難指示が出された東春近の天竜川沿いの住民は、春富中学校へ避難しました。
しかし、「河川が増水した場合浸水の恐れが心配だ」と市民から多くの声が伊那市に寄せられたということです。
春富中より上の段にあるキッツでは、「浸水の恐れもないので万が一の際は地域の人に活用して欲しい」と話していました。
伊那市では、正式な避難場所として活用するため年内に株式会社キッツ伊那工場と協定を結ぶとしています。

 
 

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