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栗ノ木立川にリングネット設置

上流からの土砂をせき止める

栗ノ木立川にリングネット設置

伊那市高遠町荊口の栗ノ木立川(くりのきたちかわ)に、土砂の流出を防ぐリングネットが設置されました。
こちらが6月下旬に設置されたリングネットです。
高さ5メートル、幅15メートルで、鉄製です。
20kmの速さで上流から流木や土砂が流れてきた場合、2,400立方メートルまで耐えられるということです。
2日は現地で、報道機関向けの説明会が開かれました。
リングネットを設置した国土交通省天竜川上流河川事務所によりますと、平成30年9月に発生した台風で栗ノ木立川()の水が濁り、調査を行ったところ、1キロほど先の上流でのり面が2万平方メートルにわたり崩落しているのを確認したということです。
今年5月に同じ場所を現地確認したところ、のり面の崩落がさらに3千平方メートル拡大していることが分かり、住民からの要望も受けて今回砂防ネットを設置しました。
このリングネットは、北安曇郡と木曽地域に次いで県内で5例目だということです。
 

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