箕輪町福祉輸送サービス事業検討委員会
事業実施要領決まる
箕輪町の福祉輸送サービス事業検討委員会(黒河内将裕委員長)は15日、第3回会議を役場で開き、事業実施要領を決定した。
福祉有償運送は、公共交通機関の利用が困難な要介護者や身体障害者ら移動制約者を対象に、安価な利用料でボランティア的にする自動車での送迎サービス。04年度から、国のガイドラインにより運送主体団体は道路運送法第80条の許可が必要で、本年3月までに許可を取得しなければならない。
委員会は、福祉輸送サービス事業の実施要領を協議。事業の適正な運営確保を目的に、事業主体、利用対象者、使用車両、運転者などについて定めた。
今後は、運送主体団体の申請を協議する福祉有償運送協議会を新たに設置し、申請や受付、運行などの指針を検討する。