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断続的な雨 土砂災害に注意

断続的な雨 土砂災害に注意

梅雨前線や湿った空気の影響で、断続的に雨が降り続き、土砂災害の危険が高まっています。
伊那市では、6日内の萱に避難準備情報が出されました。

伊那市は6日午後7時に荒井内の萱の住民8世帯20人に
警戒レベル3にあたる避難準備情報を出し高齢者や体の不自由な人に避難を始めるよう呼びかけました。
避難所の伊那西小学校には50代から90代の男女4人が
避難し一夜を明かしました。
7日午前6時までに全員帰宅しましたが伊那市では数日雨が降り続くことから避難所は開設しておくということです。
避難所となった伊那西小学校には新型コロナウイルス対策として消毒液やマスクが置かれたほか避難者には検温が行われたということです。
 

断続的な雨 土砂災害に注意

伊那市長谷非持では6日倒木があり、国道152号が午後7時頃から通行止めとなりました。
通行止めは7日午前6時30分に解除され片側交互通行となりました。
倒れた木の根元の地面が露出し、雨が降ると崩落の危険があるということで当面の間片側交互通行になるということです。
倒木の影響で長谷中学校と長谷小学校が休校となりました。
それ以外の小中学校は通常通り授業が行われました。

伊那市長谷浦に向かう市道では、雨の影響で土砂が流れ込み、6日一時通行止めとなりました。
また、倒木の影響で長谷の浦と杉島の一部の50戸で昨夜8時間にわたり停電しました。
なお、箕輪町、南箕輪村では大きな被害はなかったということです。

JR飯田線は辰野・駒ケ根間は始発から運転しましたが駒ケ根・伊那大島間など上下線が終日運転を見合わせました。
JR飯田線の運転見合わせにより上伊那の高校は駒ケ根工業高校、赤穂高校、伊那西高校が休校となったほか高遠高校は3時間目からの授業となりました。
それ以外の高校は通常通り授業が行われました。
 
 

断続的な雨 土砂災害に注意

伊那市長谷市野瀬の三峰川の様子です。
川が増水した影響で川べりが削られ、護岸工事のための重機が水没していました。
長野地方気象台によりますと、3日の降り始めから今日の正午までの伊那地域の総降水量は129.5ミリとなっています。
これは7月1か月分の7割に当たります。
7日の正午から8日正午までの24時間の雨量は南部の多いところで200ミリと予想しています。
気象台ではこれまでに降った雨の影響で地盤が緩み土砂災害が起こりやすい状況になっているとして、注意を呼び掛けています。
なお、1日に欠損が見つかった三峰川の堤防について、天竜川上流河川事務所によりますと、現在盛り土を行っていて、安全性は確保されたとしています。
今後ブロックを設置し7月中旬には工事を完了させたいとしています。
 

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