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1410/(月)

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引き続き土砂災害に厳重な警戒を

引き続き土砂災害に厳重な警戒を

停滞する梅雨前線の影響で、伊那地域では9日も雨が降りました。
ここ数日の雨で地盤が緩んでいる所があるとして、長野地方気象台は、引き続き土砂災害などに厳重に警戒するよう呼び掛けています。
9日午前10時に撮影した伊那市長谷の三峰川の様子です。
泥で茶色く濁った水が勢いよく下流へと流れていました。
3日正午から9日午後1時までに降った雨の量は、伊那市で189ミリとなっています。
7月の平均総雨量は187.5ミリで、6日間でそれを上回ったことになります。
長野地方気象台によりますと、10日以降も引き続き雨が降る予想で、南部は多いところで150ミリとなっています。
ここ1週間程、雨が断続的に降っているため、地盤が緩み土砂災害が発生しやすい状況だとして、気象台では「土砂災害が発生しやすい山や崖の近くに行かないことや、最新の情報を入手していつでも避難できる準備を心掛けてほしい」と呼びかけています。
伊那市は午後3時に、荒井内の萱に発令していた避難勧告を解除し、避難準備・高齢者等避難開始にレベルを引き下げました。
それに伴い、伊那西小学校の避難場所は閉鎖されました。
なお、土砂災害警戒情報は午後4時現在、継続となっています。

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