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伊那市「CATV+ドローン」で買い物支援

国内初 自治体がドローン配送サービス

伊那市「CATV+ドローン」で買い物支援
伊那ケーブル向山社長 白鳥市長 KDDI増田理事

伊那市は伊那ケーブルテレビの双方向サービスとドローンによる、新たな買い物支援サービス「ゆうあいマーケット」の本格運用を5日から始めました。
5日は伊那市長谷の南アルプスむら長谷の駐車場からドローンのオープニング飛行が行われました。
ゆうあいマーケットは買い物困難者が増加する中、食料品や日用品をケーブルテレビのリモコンで注文し、ドローンで当日配送するサービスです。
自治体が運営主体となりドローンによる配送サービスを行うのは国内で伊那市が初めてだという事です。
使用するドローンはKDDIのモバイル通信ネットワークを使い、目視が出来ない場所でも自律飛行や遠隔での監視・制御が可能となっています。
荷物は最大5キロまで積むことができ、1回の飛行距離はおよそ7キロです。
南アルプスむら長谷の駐車場を出発したドローンは、およそ10分で中尾座に到着しました。
商品をボランティアスタッフが取り出し注文した中尾の大出()達雄()さんに手渡されました。
ボランティアの一人、橋爪()()()さんは少しでも地域の役に立てればと話します
利用には事前の申し込みが必要で、商品代金と1か月1000円の使用料がかかります。
今年度は長谷の非持、溝口、黒河内、中尾の4地区で行われ、来年度は長谷の全域と新山で実施される予定です。
 

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