原爆パネル展
広島・長崎の原爆の悲惨さを伝える写真並ぶ
広島や長崎に原爆が投下された当時の様子を記録した写真が並ぶ「原爆パネル展」が、伊那市のいなっせで開かれています。
いなっせ5階の廊下には、原爆が投下された直後の広島・長崎の様子などを記録した写真26枚が展示されています。
米軍が撮影した原爆投下直後に広島の上空にわきあがる原子雲。
爆心地から400メートル離れた広島市内の8月7日の様子。
熱線で負傷した部分を、油に浸した布で応急手当をする様子などから、原爆の悲惨さが伝わってきます。
写真は、原水爆禁止日本協議会から伊那市が購入したものです。
会場にはほかに、戦争や平和について詳しく描かれたハンドブックと、長崎に原爆が投下された後に撮影された「焼き場に立つ少年」のカードがあり、無料で持ち帰ることができます。
原爆パネル展は、17日まで伊那市のいなっせ5階で開かれています。