広島原爆投下の日から75年
伊那市で平和のつどい 黙祷捧げる
1945年8月6日に広島に原爆が投下されてから、6日で75年となりました。
広島平和記念日の6日、伊那市内でも原爆の犠牲者に黙祷が捧げられました。
伊那市山寺の丸山公園では「伊那市民平和のつどい」が行われました。
原爆投下時刻の午前8時15分にサイレンが鳴らされると、参列者が黙祷を捧げました。
集いは、「非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会」が行ったもので、およそ40人が参加しました。
伊那市民の会は1987年に発足し、その3年後の1990年に、この丸山公園に平和の塔が建立されました。
塔の上部には原爆の火が灯されています。
伊那市民の会の建石繁明代表は「戦争のない平和なこと。特にその中でも核兵器というものは人類と絶対に共存できない。これからは『自分がどんな行動をすれば幸福に生きられるか』を考えることが大切だ」と話していました。
参列者は平和の塔に花を手向け、手を合わせて世界平和を祈っていました。