木部則子さん(83)戦争と大地震の記憶を絵本に
伊那市上の原の木部則子さん(83)は、幼いころの戦争と大地震の記憶を描いた絵本「の~このおはなし」を自費出版しました。
木部さんの朗読で特番に
木部さんは、現在83歳です。
愛知県の出身で、小学校3年生のときに終戦を迎え、1944年の東南海地震・1945年の三河地震を経験しました。
伊那では、ガールスカウトの指導者として活動していたことから、幼い少女たちに読み聞かせるために、2009年に、自らの経験を紙芝居にしました。
出版社からの薦めもあり、今年6月にその紙芝居を絵本にしました。
木部さんの絵本「の~このおはなし」を、木部さん自らが朗読した「戦争と大地震の記憶」は、特別番組「戦後75年 今伝えたいあの時の思い」の中で13日から放送します。