10億円分のプレミアム商品券
伊那市は、コロナ禍で影響を受けた地域経済の回復に向けた支援策の第5弾として、過去最大規模となる10億円のプレミアム付き商品券を発行します。
21日市役所で開かれた定例記者会見で、白鳥孝市長は、プレミアム付き商品券の発行も含めた第5弾となるコロナ対策の予算措置について説明しました。
伊那市は、コロナ禍により冷え込んだ地域経済の回復と収入が減少した市民の家計を応援するためおよそ10億円のプレミアム商品券を発行します。
千円券15枚つづり1セット1万5千円分を1万円で購入できます。
15枚のうち大型店を含む全店共通券10枚、地域の中小店専用券が5枚となっていてます。
6万7千冊を発行し1人10冊まで購入できます。
事前申込抽選方式となっていて、11月から市内の参加登録事業所で利用できる予定です。
この他の予算措置として、75歳以上の在宅高齢者に1万円の商品券を交付する事業におよそ1億2千万円。
オンライン授業用機器の購入に730万円、4か所の山小屋のコロナ対策として防護服やマスクなどの消耗品などの購入に600万円、聴覚障害者が医療機関を受診する際の、遠隔手話通訳用のタブレット端末購入に9万円などとなっています。
プレミアム付き商品券発行を含む新型コロナ対策第5弾となるこれら12億円の補正予算案は28日開会する9月市議会に提出されることになっています。