村 常任委員会オンラインで
南箕輪村議会9月定例会が31日、開会し新型コロナウイルス対策として常任委員会をオンラインで開催することを可能とする、南箕輪村議会委員会条例の条例改正案が可決されました。
議員提出議案として出された、南箕輪村議会委員会条例の条例改正案は、新型コロナウイルス感染防止対策として、委員がテレビ会議システムなどを使って常任委員会への参加を可能とするものです。
村によりますと、オンラインでの委員会開催を可能とする条例制定は、県内で初めてだということです。
また、この日開会した9月定例会には、新たな新型コロナ対策支援事業費1億7,800万円を盛り込んだ、4億6千万円を追加する一般会計補正予算案など、17議案が提出されました。
一般会計補正予算案の主な内訳は、国の特別定額給付金の対象にならない今年4月28日以降に生まれた新生児のいる世帯への10万円給付に1,500万円、村内の飲食店やスーパーなどで使える、村民1人あたり2,000円分の商品券第2弾の発行に3,100万円などとなっています。
村議会9月定例会は、14日と15日に一般質問、16日に委員長報告と採決が行われます。
開会に合わせ唐木一直村長は、「9月定例会終了後は、新年度予算の編成となる。来年4月以降の骨格予算となる、今後のバランスの取れた村政運営の指針ができればと思う。」と挨拶し、来年に控えた村長選についての明言はありませんでした。