コロナ対策取り入れた救命講習会
伊那市西箕輪の上戸集落センターで、救急車が到着するまでの応急手当に、新型コロナウイルス対策を取り入れた救命講習会が、2日、開かれました。
講習会は、上戸区と境区の応急手当普及員を対象に合同で開かれました。
指導したのは、境区で、上伊那広域消防本部応急手当普及員の中村あかねさんです。
新型コロナ対策を取り入れた応急手当は、傷病者を発見したとき、タオルやハンカチなどで口元を覆うことと、大人に対して人工呼吸を行わないことです。
参加者は、実際の状況を想定しながら訓練していました。
中村さんは「今までのやり方に加えて感染症対策を行ってほしい。普及員は、清潔なハンカチを車に置いたり、持ち歩いたりしてください」と話していました。