絵島の法要 今年は友好提携50周年の節目
50周年イベントは来年度へ
江戸時代、絵島生島事件で江戸城から高遠に追放され生涯を終えた大奥の女中絵島を偲ぶ法要が、1日に、伊那市高遠町の蓮華寺で行われました。
今年で280回目となる絵島の法要には伊那市観光協会会長の白鳥孝伊那市長などおよそ10人が参加し、絵島の墓に花を手向けていました。
江戸時代中期、幕府内の政権争いにより起きた「絵島生島事件」で、大奥御年寄の絵島が高遠に、歌舞伎役者の生島が東京都の三宅島へ流されました。
法要は、絵島を偲び毎年行われています。
「絵島生島事件」が縁で旧高遠町が昭和45年に三宅村と友好町村盟約を結び、現在も交流が行われていて、今年で50周年の節目となります。
三宅村との友好提携50周年を祝い予定されていたイベントは、新型コロナの影響で延期となっていて、市では来年度実施したいとしています。