伊那中央衛生センター建て替え検討
伊那市、箕輪町、南箕輪村で構成する、伊那中央行政組合は、浄化槽の汲み取りなどのし尿処理を行っている伊那中央衛生センターの建て替えを検討しています。
9日は、南箕輪村役場で村議会全員協議会が開かれ、建て替えについての説明がありました。
伊那中央衛生センターは、昭和55年に建てられて以来、約40年が経過しています。
建物が現在の耐震基準を満たしていないことや、各設備の耐用年数を超え老朽化していることから、伊那中央行政組合は建て替えを検討しています。
今年度から令和4年度までに実態調査や計画の策定を行うということです。
新しい施設は、令和5年度から建設工事が始まり、令和7年度に完成することになっています。
また、昭和60年に制定された3市町村の負担割合規約について、現在の人口や財政状況に合わせ、改正を検討しています。
改正案は、伊那市は72%から66%、箕輪町は18%から24%、南箕輪村は8%から9%に改める内容で、伊那中央行政組合議会の12月定例会に提出されます。