ますみヶ丘の酪農家組合 大型収穫機を導入
国の補助金を活用
伊那市ますみヶ丘の酪農家でつくるますみヶ丘フォルト組合は、国の補助金を活用し飼料用トウモロコシの収穫機を導入しました。
導入された収穫機「自走式コーンハーベスター」の価格は6,500万円で、半分は国の畜産クラスター事業の補助金で賄っています。
今回導入したものは、これまでのものより一度に刈り取れる量が1.5倍になり、作業時間の短縮が図れるということです。
内部に2つのローラーが付いていて、収穫したトウモロコシの実を細かくすることができ、牛の消化効率が良くなるということです。
13日は、宮下一郎衆議院議員や白鳥孝伊那市長、JA上伊那の御子柴茂樹組合長らが訪れ、お披露目されました。
組合は、飼料用トウモロコシの栽培を共同で行おうと、昭和60年に発足しました。
現在は、4戸の酪農家がおよそ100ヘクタールを管理しています。
作業効率を向上させることで、遊休農地の解消と牛の餌の自給率向上に繋げていきたいとしています。
組合によりますと、この大きさの収穫機の導入は県内で初めてではないかということです。