宮田村で発砲事件 住民「不安」
2人はともに暴力団組員
28日宮田村で男性が拳銃のようなもので撃たれる殺人未遂事件が発生しました。
警察は撃った男と撃たれた男性はともに暴力団組員とみて捜査しています。
事件から一夜明けた29日事件現場では撃たれた男性が乗っていたとみられる車を警察が調べていました。
駒ケ根警察署によりますと事件は28日午後5時頃、宮田村の農道沿いにあるラーメン店の駐車場で発生しました。
店の駐車場に車を停め車内にいた40代の男性が男に拳銃のようなもので腹を撃たれたものです。
男性は駒ケ根市内の病院に運ばれ重傷ですが命に別状はないということです。
駒ケ根警察署によりますとこの男性は松本市の暴力団組員とみられるとして警察が事務所を捜査しているということです。
撃った男も暴力団組員とみられていて拳銃のようなものを持ったまま29日午後3時現在、逃走中です。
駒ケ根警察署では2人の間になんらかのトラブルがあったとみて男性の回復を待って事情を聞くとともに撃った男の行方を追っています。
住民からは「不安」の声
宮田村に隣接する伊那市西春近の西春近南小学校では子どもだけで登校させることを心配した保護者が児童を車に乗せ学校まで送るなど不安な朝を迎えました。
伊那市、箕輪町、南箕輪村の教育委員会では登下校時の子どもの見守りなどを呼び掛けるメールを保護者に送り授業は通常通り行われました。