どうぞのいすで子育て何でも話し会
気軽な話し合いを通して情報交換をしたり、交流を深めよう竏窒ニ18日、伊那市荒井区東町の福祉事業所「どうぞのいす」で障害児を持つ母親などを対象とした「子育てなんでも話し会」があった。
障害児の親が交流する場があまりない竏窒ニいう声にこたえて実現した会で2回目。
さまざまな年代の子どもを持つ母親が参加し、就学についての疑問や、障害者自立支援法に伴う変化などを話し合った。
子どもの自立については「障害者が普通に生活していける場所がほしいと感じている親は多いが、自分の子どもは外に出したくないと考える人も多い。行動しなければ社会は変わらない」「隠すように子どもを育て、成人してから地域に戻そうといっても戸惑う。小さい時から地域の中で育てていけば、それが当たり前のことになる」などの声があり、「家族の意識を変えることも重要だね」と確認し合った。
今後も、母親だけでなく障害児にかかわる全般を対象として話し会を開いていく予定で、多くの参加を呼びかけている。次回は4月に開催する予定。
問い合わせはどうぞのいす(TEL74・6697)へ。