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箕輪町安全安心パトロール隊 実績報告

警察官OBの経験と知識で成果をあげる

箕輪町安全安心パトロール隊 実績報告

箕輪町が去年10月に設置した安全安心パトロール隊の実績報告が、26日に行われました。
白鳥政徳町長は、「行方不明者の発見や警察への不審者情報の提供など、警察官OBならではの成果が見られた」と評価していました。
町安全安心パロトール隊として活動しているのは、共に長野県警OBで町内在住の藤枝(ふじえだ)裕一(ゆういち)さんと松田(まつだ)久光(ひさみつ)さんの2人です。
26日は、町内の神社でさい銭が盗まれたとの情報が入り、各地を見回っていました。
2人は去年10月にパトロール隊員に委嘱され、239日間およそ1,550時間にわたり町内のパトロールや交通事故多発箇所での警戒などを行ってきました。
今年5月には行方不明者を発見した他、不審者・不審車両への対応、目の不自由な人の移動の手助けなどを行ってきたということです。
警察官時代に培った知識と経験をもとに、状況に応じて適切な判断をしてきたということです。
26日は、役場で定例記者懇談会が開かれ、白鳥町長が2人の活動実績を紹介しました。
町では、今後も状況に応じて活躍の場を広げていってもらう予定です。

箕輪町安全安心パトロール隊 実績報告

懇談会ではこの他に、上古田の西部診療所を今年度で廃止する考えを示しました。
西部診療所は、週1回毎週木曜日に診療を行っていて、利用者数は1日平均2人程度だということです。
定期的に利用する人は8人ほどで、町では現在廃止に向けて説明をしているということです。
今後は、患者の動向を見ながら必要な支援をしていくとしています。
西部診療所は、昭和39年に建設され、平成19年に全面改築されました。
現在は、建物内に交流スペースが併設されていて、住民の交流の場や箕輪西小学校の学童クラブとして活用しているということです。
町では、今後建物全体の活用についても検討していくとしています。

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