林さん5.15キロで優勝
クロスズメバチ通称「地蜂」の巣の重さを競うコンテストが伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで1日、開かれました。
伊那市西箕輪の林鶴良さんの巣が5.15キロで優勝しました。
コンテストは、伊那市地蜂愛好会が毎年開いているもので、今年は新型コロナの影響で規模を縮小して行われました。
会員が夏場に蜂を追って巣を見つけ自宅に持ち帰り育ててきました。
コンテストでは、会員22人が持ち寄った自慢の巣の重さを競いました。
蜂が飛び出さないよう段ボール箱に入った巣に煙幕を焚いて眠らせます。
今年は、天候にも恵まれ蜂にとってはエサが豊富だったということで大きな巣が多くみられました。
巣が取り出されると重さを測ります。
コンテストの結果、優勝は伊那市西箕輪の林鶴良さんの巣で、重さは5.15キロでした。
林さんは、平成26年に優勝して以来2回目です。
伊那市地蜂愛好会では、「伊那谷の伝統文化蜂追いを後世に伝えていきたい」と話していました。