ネギの収穫 スマート農業実演会
伊那市の委託を受けて、新たな農機具を導入しスマート農業の実証実験を行っているJA菜園で、5日、実演会が開かれました。
5日は、伊那市西箕輪にあるJA菜園の圃場で、畑作・特にネギに関するスマート農業の実演が行われ、農家などが見学しました。
自動収穫機は、ネギを掘り起こすと、根がほぐされ、土が払われていました。自動収穫機の価格はおよそ410万円です。
100メートルのネギの収穫が1日かかっていたのに比べ、1時間ほどで作業ができるということです。
こちらは、GPSがついた自動走行トラクターです。手を放してもルートに従って走行するため、初心者でもまっすぐに耕したり、畝がたてられるということです。こちらは980万円ほどです。
ネギの皮むき・選別・結束を行うハウスです。
これまで、太さを選別するのには経験が必要でしたが、自動選別機を置くだけでできるようになりました。こちらのハウス一式で価格は900万円ほどです。
伊那市では、地方創生推進交付金を活用し、今年度からJA菜園に委託して、スマート農業の実証実験を行っています。
スマート農業を通して農業の省力化・品質向上などに繋げて行きたいとしています。