唐木村長 村長選不出馬で引退へ
「後継については考えていない」
南箕輪村の唐木一直村長は4期目の任期満了となる来年4月で引退し次の村長選には立候補
しないことを6日明らかにしました。
唐木村長は6日村民センターで開かれた記者会見で「次期村長選には出馬をせず4期16年の村長職を退く決断をしました。判断の理由はいくつもありますけどもその一つが長期になりますとどうしてもマンネリ化とういうことが起きてきます。様々な弊害が出てくるのではないかという思いもあるところであります。また一人の首長の考え方ではなく違った方が新たな考え方で村政をリードしていくことが村の発展につながってくるものと思っています。」と述べ、次の村長選には立候補しないことを明らかにしました。
また後任の候補については「後継につきましては全く考えておりません。村長職というのは村民が選ぶものでありますので私自身の考え方で、この方というのは申し上げるつもりもございません。」と述べました。
唐木村長は元役場職員で総務課長などを経て2005年、村長選に立候補し新人同士の一騎打ちを制して初当選しました。
2期目以降はいずれも無投票で再選しています。
子育てに優しい村づくりを公約に掲げ、人口増加に対応するため保育園や学校の整備などに取り組んできました。
唐木村長の任期は来年4月15日となっています。
南箕輪村長選は現職の不出馬表明により今後、候補者擁立に向けた動きが出てくるものとみられます。
任期満了に伴う村長選は来年4月6日告示11日投開票です。