ビジネスプランを提案 上農生がグランプリ
長野県を元気にするビジネスプランを競う信州ベンチャーコンテスト2020が7日長野市で開かれ、上伊那農業高校の2年生が高校生部門でグランプリを受賞しました。
コンテストの様子はYouTubeで配信されました。
上農高校コミュニティデザイン科グローカルコースの2年生が提案したのは高校生が主体となって地域をデザインする「MIRAINAカンパニー」という会社を設立するという内容です。
生徒たちは、この会社で商品開発・デザイン・マーケティングなどを行い、伊那谷の文化や伝統食を海外に発信するというプランを発表しました。
また、昆虫の粉末の入ったカップ麺や、台風で落ちたリンゴを粉末にし抹茶のようにして飲む商品などのアイディアも提案しました。
上農生のプランは、地域の文化に着目している点や実際に試作を進めている点などが評価され、高校生部門のグランプリに選ばれました。
高校生部門には県内19のグループから応募があり、5つのグループが7日の本選に出場しました。
信州ベンチャーコンテストは長野県や県内の大学、金融機関などで作る実行委員会が開いているもので今年で7回目になります。
高校生部門の他にアイデア部門と起業部門があり、一般や大学生もビジネスプランを発表しました。