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2311/(土)

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軽度発達障害児の接し方理解深める

軽度発達障害児の接し方理解深める

 男女協働参画に取り組む宮田村のグループ「四季の会」は20日、軽度発達障害児の接し方、育て方について理解を深める講演会を村民会館で開いた。参加した約60人は、叱ったり、ほめたりする方法やタイミングが重要であると学び、意思疎通も模擬体験。父親の存在の大きさも知り、夫婦の役割について理解を深めた。
 県立子ども病院の言語聴能士・日詰正文さんを講師に、参加者は3人1組に分かれて発達障害児の行動を体感。自分自身が子どもや親、それをみつめる傍観者になって、それぞれの気持ちを見つめた。
 衝動的になったり、同じ行動を繰り返す子どもたちの接し方について「今どうしたら良いのか焦点が分からない。ブレーキがかけられず困っているだけ」と日詰さん。
 「いけないことは、いけないと叱って本人に理解させる。タイミングを見計らって上手に止めてあげることが、信頼感にもなる」と続けた。
 また、男子が特に多い自閉症について「子どもは父親をモデルにして見ている」と説明。母親だけでなく、父親がどのように接するかが大切になるとも伝えた。

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