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上伊那広域消防本部 土砂崩落を想定し合同訓練

3日間でおよそ50人が参加

上伊那広域消防本部 土砂崩落を想定し合同訓練

上伊那広域消防本部は、ゲリラ豪雨や大型台風などによる土砂崩落を想定した合同訓練を、9日から3日間の日程で行っています。
訓練は、土砂崩落により身長140センチの人が首まで埋まったことを想定して行われました。
伊那市内の建設会社の敷地を借りて、実際に近い形で訓練しました。
初日の9日は、管内の救助隊員16人が参加しました。
2人ずつバディを組み、要救助者の周囲の土を掘る人、掘った土を運びだす人、土が崩れてこないように周りを板で囲む人などに分かれ、10分ごと交代して救出にあたっていました。
土砂崩落を想定した訓練は、救出時間の短縮や隊員同士の連携強化を図ろうと行われたもので、これだけの実際に近い形で実施するのは初めてだということです。
作業開始からおよそ30分、要救助者にみたてた人形が運び出されました。
合同訓練は、10日と11日も同様の内容で行われ、3日間でおよそ50人の隊員が参加することになっています。

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