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箕輪町保育料答申
階層・年齢区分細分化

箕輪町保育料答申<br>階層・年齢区分細分化

 箕輪町保育料審議委員会の星野和美委員長は21日、平沢豊満町長に06年度保育料について、階層と年齢の区分を見直し細分化する答申をした。6年ぶりの改定で、答申通り改定した場合、保育料は総額で4・96%、約1200万円の引き下げになる。
 階層区分は現行は7階層。保育料格差が大きい5階層と6階層をそれぞれ2分割し、全体で9階層にする。
 年齢区分は現行3歳未満児と3歳以上児を、3歳未満児、3歳児、4歳以上児の3区分にする。これにより4歳以上児は500円から千円の引き下げになる。
 改定時期は、06年7月(所得税本算定後)が望ましい-とする。
 星野委員長は、「保護者から引き下げの要望が強く、近隣市町村も引き下げている。1200万円は大変だが、箕輪町は子育て支援の町ということもある」と見直しを説明。町長は、「町の場合は保育料を下げても中身は充実している。前向きに検討する」とした。
 階層区分の改定は、98年度に17階層を10階層、00年度に10階層を7階層にしている。
 委員会は05年6月の05年度保育料答申時に、▽今後保育料の検討は前年度中に行うこと▽箕輪町保育料徴収金額表の階層・年齢区分の見直しを検討すること-などの付帯事項をつけていた。昨年11月、06年度保育料を本年度中に検討するため、町長の諮問を受けて審議を重ねた。

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