外国人向けの伊那谷「食」モデルツアー
伊那市の食・そばやガレット、野菜を県内在住の外国人に味わってもらうモデルツアーが、15日市内で開かれました。
ツアーには、外国人5人を含む13人が参加しました。
一行は、まず、伊那市高遠町の高遠城址公園内にある高遠閣を訪れ、そばを味わいました。
モデルツアーを企画したのは、伊那市地域おこし協力隊の五嶋 博之さんです。
五嶋さんは、今年4月から、海外からの誘客を図るインバウンドコンダクターとして協力隊に赴任しました。
高遠そばやガレットなど、伊那谷の食をテーマに、県内在住の外国人向けのツアーを今回初めて企画しました。
参加者は、焼き味噌と辛み大根で食べる打ち立ての高遠そばを味わっていました。
このイベントには、プロバスケットボールチーム・信州ブレイブウォリアーズアカデミーが集客に協力し、市内の飲食店や農家などが料理や体験などのコンテンツを提供しました。
午後には、伊那谷野菜を使ったガレットやリンゴのシードルを味わったということです。
五嶋さんは、外国の人達の意見を聞きながら、伊那谷の食の魅力を打ち出し、インバウンドの受け入れにつなげていきたいとしています。