箕輪西小の児童が間伐作業
箕輪町の箕輪西小学校4年生は、地域住民らと一緒に上古田の区有林で間伐作業などを10月19日に、行いました。
この日は、4年生15人が樹齢およそ10年のヒノキの木10本を間伐しました。
作業は、子どもたちが森に親しみ環境への理解を深める、みどりの少年団の活動として毎年行われています。
児童らが身に着けているヘルメットは、長年の活動が認められ、箕輪町を通して県からきょう贈られました。
間伐は、木の成長に必要な光が当たるようにする作業です。
その後、児童らは不要な枝を切りおとす枝打ちを行いました。
最後は、植樹したヒノキを鹿やうさぎなどの食害から守るために薬剤を塗る作業をしました。
葉の表面に、鹿などが嫌がる匂いのする薬剤を塗ることで、食べられるのを防ぐ効果があるということです。
間伐などを指導した関係者は、「作業を通して森林の働きや自然の大切さを学んでほしい」と話していました。