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信州縁起物製作所 正月飾りの製作ピーク

信州縁起物製作所 正月飾りの製作ピーク

箕輪町沢の信州縁起物製作所(せいさくじょ)で「正月飾り」作りがピークを迎えています。
16日は、従業員8人が大型店に出荷する正月飾りの製作に追われていました。
作業は10月初旬から始まり、今がピークとなっています。
機械と手作業で稲わらをなう人、なったものの余分な部分を取り除く人、複数のパーツを合わせて組み立てる人、組み立てたものに飾りを付ける人など、工程ごとに分かれて進められます。
信州縁起物製作所では、南信地域を中心に県内各地の大型店や個人商店と取り引きをしています。
作っている飾りは、全部で10種類以上あり、地域ごとに特色があるということです。
 

飯田地方はシンプルな作り

信州縁起物製作所 正月飾りの製作ピーク

このうち飯田地方のものは、飾りがなくシンプルな作りとなっています。
 

松島神社用の特注品

信州縁起物製作所 正月飾りの製作ピーク

こちらは、箕輪町松島の松島神社に納められるものです。
境内の注連縄に、御幣と交互に取り付けられるということで、特注のものです。
材料の稲わらは、稲が実る前に刈り取る「青田刈り」のものを使用するため、全て自社で栽培しているということです。
代表の大槻清子(きよこ)さんは、「今年は収穫時期に雨が降らなかったため、特にいいものができた」と話します。
作業は、12月中旬まで続くということです。

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