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昭和初期のオルガン見つかる

昭和初期のオルガン見つかる

 昭和初期頃に製造されたオルガン2台が伊那市の伊那弥生ケ丘高校で見つかりました。
オルガンがみつかったのは、伊那弥生ケ丘高校の校舎西側にある倉庫です。
オルガンはヤマハ製で昭和初期に作られたものだということです。
昭和19年に購入と記されています。
「修理すれば価値がでます」と書かれた張り紙がされていました。
伊那弥生ケ丘高校によりますと、ここは普段開けることがない倉庫で事務職員がたまたまカギを開けた所、2台のオルガンを見つけました。
職員が、上伊那郷土研究会会長の山口通之(やまぐちみちゆき)さんにオルガンの事を話し、山口さんが伊那市出身のピアニスト平澤(ひらさわ)()()さんに声を掛けました。
18日は、平澤さんの友人でオルガン製作や修理をしている伊那市長谷の吉倉啓之(よしくらひろゆき)さんらと弥生ケ丘高校を訪れオルガンの状態などを確認しました。
ペダルの片方は壊れていましたが、オルガンの中はサビもなく良い状態で残っていました。
吉倉さんによりますと当時ヤマハ製のオルガンは桜の木で作られていたということですが見つかった2台のうち1台はナラが使われているということです。
平澤さんは、実際に弾いて音を確かめていました。
伊那弥生ケ丘高校では、今後オルガンの保存や活用などについて検討していくということです。
 

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