帰省する若者のPCR検査費用補助
事業費2,500万円を追加提案
伊那市は新型コロナウイルへの感染が拡大しているなか成人式出席者など年末年始に帰省する若者を対象に検査費用の一部を補助する事業を開会中の市議会に追加提案することを決めました。
これは27日市役所で開かれた市議会全員協議会で示されたものです。
対象となるのは高校生や短大生、大学生などの学生もしくは平成11年4月2日から平成17年4月1日生まれの人です。
いずれも県外に住んでいて今年の12月19日から来年1月10日までの帰省が対象となります。
補助は帰省前の1週間以内に受けたPCR検査または抗原定量検査について1人1回分でPCR検査は上限が2万円、抗原定量検査は7,500円です。
補助額は約2,500万円を見込んでいて12月議会に追加提案されます。
伊那市では「新型コロナの感染が広がるなか県外で暮らす若者が安心して帰省できる環境を整えるとともに市内での感染拡大を防ぎたい」としています。