10月の月間有効求人倍率0.84倍
上伊那の10月の月間有効求人倍率は、前の月を0.12ポイント上回る0.84倍でした。
今年5月以来5か月ぶりに0.8倍台に持ち直したものの、ハローワーク伊那では「このまま右肩上がりに行くとは考えていない」としています。
10月の月間有効求人数は2,526人、月間有効求職者数は2,995人で、月間有効求人倍率は0.84倍でした。
全国は1.04倍、長野県は1.03倍で、上伊那の0.84倍は県内12のハローワーク管内で最も低くなっています。
雇用情勢については「求職が求人を上回り、求人が鈍化傾向にあることから弱い動きとなっている」とし、前の月の判断を据え置きました。
ハローワーク伊那では、「5か月ぶりに0.8倍台に改善したものの、新型コロナの感染者が増加していることから、このまま右肩上がりに行くとは考えていない」としています。
なお、来年3月卒業予定の新規高卒者の就職内定率は67.9%で、前の年の同じ月を19ポイント下回りました。