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1410/(月)

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寒暖の差を利用 寒天づくり 

寒暖の差を利用 寒天づくり 

冬の寒さを利用した糸寒天づくりが、伊那市東春近の小笠原商店で始まっています。
伊那地域の3日の朝の最低気温は0.6度まで下がりました。
朝7時過ぎ、寒天を天日干しする作業が行われていました。
創業から100年余りの小笠原商店では、冬の寒暖の差を利用して糸寒天を凍らせたり溶かしたりを繰り返す、昔ながらの方法を守っています。
厳しい寒さに晒し自然の中でじっくりと乾燥させることで食感や風味が増すということです。
夜のうちに凍らせたものを日中に溶かして水分を抜きます。
これを1週間から2週間ほど繰り返すと白さとつやのある糸寒天ができあがるということです。
寒天は、東京や関西を中心に全国の老舗菓子店に卸していて、ようかんに使われるということです。
小笠原商店の糸寒天づくりは、朝の冷え込みが続く3月頃まで行われます。

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