仙流荘一帯を整備
伊那市の白鳥孝市長は、休業している長谷の宿泊施設仙流荘一帯を南アルプスの長野県側の玄関口として整備していく方針を示しました。
これは10日開かれた伊那市議会12月定例会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。
白鳥市長は、仙流荘と林道バスの発着所一帯を南アルプスの入口として整備していく考えを示しました。
白鳥市長は、「仙流荘は冬季の集客が見込めない。山岳シーズンと連動した営業が望ましい」と話しました。
伊那市観光㈱が経営する仙流荘は、新型コロナの影響で4月から休業しています。
現在、仙流荘の南側にある黒川では、国が河川整備を行っています。
白鳥市長は、2年後を目途に駐車場やキャンプができる施設などを仙流荘前付近に整備したいとしています。
仙流荘は、来シーズンの林道バスの運行や山小屋の営業に合わせて再開する見通しです。