あるしんレポート 景況感厳しさ増す
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している伊那谷・経済動向、中小企業景気レポートによりますと、今期の上伊那地区景況感は厳しさを増しています。
レポートによりますと、7月から9月の今期の業況は、良かったとする企業が8%、悪かったとする企業は67.6%で、業況判断指数はマイナス59.7と前期を1.7ポイント下回り、景況感は厳しさを増しています。
さらに、来期の見通しについて、良いと予想する企業は5.7%、悪いと予想する企業は69.3%で、業況判断指数はマイナス63.6と、今期をさらに上回る悪化を予想しています。
また、新型コロナウイルスの対応についての特別調査では、売り上げ高がコロナ前の水準に回復する時期の見込みについて、すべての業種で3割以上が「わからない」と回答し、先行きが見通しづらい状況となっています。