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無病息災願い 西箕輪上戸で大文字建て

無病息災願い 西箕輪上戸で大文字建て

伊那市西箕輪上戸で、五穀豊穣や区内の安全を願う小正月の伝統行事「大文字(でえもんじ)」建てが14日に、行われました。
午前5時前、大文字の開始を告げる太鼓が打ち鳴らされると、地区住民が巾着飾りを持って三ツ辻に集まり始めました。
今年は61戸の住民が参加し、色紙(いろがみ)で作った巾着飾りを持ち寄りました。
午前5時には、長さ約12メートルの柱を担ぎ出し、色紙でつくった花や竹、巾着などの飾りを柱に取り付けました。
「大文字」は地区の辻に飾り付けをした柱を建て、今年1年間の無病息災などを願う、西箕輪上戸の伝統行事です。
過去に1度この行事を中止したところ、村に疫病が流行ったことがあり、それを機に毎年欠かさず行われているということです。
大文字建てが終わると、住民らが酒を酌み交わして今年1年の区内安全を願っていました。
今年は新型コロナウイルスの影響で直会(なおらい)は行わず、規模を縮小して実施しました。
今朝建てられた大文字は、20日の早朝に下ろされる予定で、巾着や花は住民が持ち帰り、玄関などに飾るということです。

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