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伝統絶やさぬ 羽広の獅子舞

伝統絶やさぬ 羽広の獅子舞

 伊那市西箕輪羽広で400年以上続く伝統行事「羽広の獅子舞」が、きょう仲仙寺に奉納されました。
 朝8時半、羽広獅子舞保存会のメンバーが、羽広公民館を出発し仲仙寺へと向かいました。
仲仙寺の境内につくと、保存会の重盛(しげもり) (ただし) 名誉会長が、集まった観客を前に口上を述べました。
 仲仙寺では、雄獅子・雌獅子が、(ちょう)(こく)の舞・剣の舞など5種類の舞を舞い合わせました。
 今年は新型コロナの影響で、実施の可否について何度も検討してきましたが、408年続く歴史を絶やしてはいけないと規模を縮小して行いました。
 例年は、午前7時から、仲仙寺で獅子舞を披露しますが、区内各戸を回る戸毎舞を省略し、午前9時から舞を披露しました。
 また、獅子の舞手は、人生で1度きりと決められていますが、新型コロナの感染状況を鑑み、練習を行わなかったため、今年は、経験者が務めました。
 保存会の会員も例年は60人ほどが参加しますが、密を避けるため半分の30人ほどで行いました。
 保存会では、新型コロナの悪疫退散などを祈願していました。
 

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